交代浴 北の大本山 定山渓 鹿の湯 鹿の湯式 交代浴のすすめ

一八九七年の開業以来 皆様の心と体を温め続けた 鹿の湯に浸かれば すべてを忘れて あぁ極楽

交代浴を知る

交代浴を知る

サウナのその先にあるとも
言われている『交代浴』は、
温冷浴とも呼ばれ、
温度の異なる浴槽へ交互に入る入浴法です。
サウナが『調う(ととのう)』に対し、
交代浴では『仕上がる』と呼びます。

自律神経を
交代浴で
ととのえる

温
交代浴
冷

温泉(サウナ)と水風呂を
交互に入る最も有名な交代浴。
自立神経を刺激することで様々な効能を得ます。

冷
交代浴
冷

水風呂同士を交互に入ること。
独特の感覚を得ることが出来、
その先の深いととのいへ導きます。

温
交代浴
温

湯温の異なる温泉同士を交互に入ること。
温泉の効能を最も吸収し、
緊張をほぐす効果が期待されます。

温
交代浴
冷

温泉(サウナ)と水風呂を交互に入る最も有名な交代浴。自立神経を刺激することで様々な効能を得ます。

温
交代浴
温

湯温の異なる温泉同士を交互に入ること。温泉の効能を最も吸収し、緊張をほぐす効果が期待されます。

冷
交代浴
冷

水風呂同士を交互に入ること。独特の感覚を得ることが出来、その先の深いととのいへ導きます。

これらを交互に行うことで、
自律神経のバランスをととのえていく。
ここだけの「仕上がり」を体感あれ。

高温浴と冷水浴の効果

(42℃以上・20℃以下)

交感神経

緊張

交感神経

緊張

瞳孔

拡大

末梢血管

収縮

呼吸数

増加

発汗

促進

心拍数

促進

筋肉

収縮

血圧

上昇

血液粘度

増大

温浴と微温浴の効果

(34℃以上・40℃未満)

副交感神経

リラックス

副交感神経

リラックス

瞳孔

縮小

末梢血管

拡張

呼吸数

低下

発汗

低下

心拍数

抑制

筋肉

弛緩

血圧

低下

血液粘度

低下

大浴場

鹿の湯

男湯と女湯は
入れ替え制で異なるサウナを
お楽しみいただけます。

温度が異なる
3種類の温泉と2種類の水風呂。
そしてサウナで様々な交代浴を
楽しむことが出来ます。

【それぞれの効果】

温泉

定山渓の開湯当時から
豊平川沿いに湧き出る名湯。
交代浴に最適な湯温を作り出す、
伝承の技をご堪能あれ。

  • 熱の湯

    42℃〜44℃

    入り初めに感じるピリッとした熱さが、自律神経を刺激し体を目覚めさせる効果を持つ。温冷交代浴の醍醐味を最も感じることが出来る浴槽ともいえる。

  • 仏の湯(不感湯)

    35℃〜37℃

    体温に近い低温浴槽は、体への負担が少なく長時間の入浴が可能となる。熱の湯や水風呂の後に入浴すると、体が溶けてしまうかのような独特の感覚を味わえる。

  • 傷の湯

    39℃〜41℃

    浴場真下から湧き出る温泉の香りと、国立公園の澄んだ空気、そして目の前を流れる川の音を楽しめる浴槽。野生の鹿の傷をも癒す、塩味を感じるとろみのある浴槽。

水風呂

国立公園を流れる豊平川の
源流水を掛け流した水風呂。
驚くほど肌触りの優しい大地の水を
思いっきり味わってほしい。

  • 痺れ水

    7℃〜9℃

    沢水を水温一桁まで冷やした通称シングルと呼ばれる水風呂。サウナ後に体の表面を「しめる」行為に最適だが、長時間の入浴は禁物だ。

  • 癒し水

    14℃〜16℃

    温泉との交代浴に最適な温度の水風呂。痺れ水の直後に入浴すると、この水風呂がぬるま湯に感じてしまう、不思議な体験も楽しめる。

サウナ

壁天井にヒノキ材を使用、
20分間隔で発生する
長尺のロウリュによって、
暴君を彷彿とさせる
容赦ない熱波が襲ってくる。

  • 鹿の蒸(段式)

    95℃〜100℃

    座る場所で温度差が異なる、4段のスタジアム型サウナ。天井から最も近い最上段は、通称「修羅席」と呼ばれる。ここで受けるロウリュは気を付けた方が良い。

  • 鹿の蒸(円式)

    90℃/95℃

    ストーブをサウナ室中央に配した、サークル型サウナ。40秒を超える長尺ロウリュが生み出す良質な蒸気が全身を包み込み、心地よい発汗を得られる。

交代浴指南書

当館で推奨する
代表的な入り方をご紹介します。
時間は目安であり、体調に合わせ
セットを重ねる事で
体を「仕上げていく」ことをを意識すること。

温
交代浴
冷
熱の湯

3分

癒し水

1分

交代浴の王道とも言える。熱めのお湯で交感神経を刺激し、体をしっかり温めた状態で水風呂で体を冷やす。これを繰り返すことで、自律神経を刺激し体を最適なポジションへ動かす。

温
交代浴
冷
鹿の蒸

10分

痺れ水

1分

外気浴

10分

サウナの王道。体の芯までサウナで温まり、汗を流して水風呂へドボン。体の表面がしまり、内部は温かい状況で行う外気浴で、心地よいととのいを得られる。

温
交代浴
温
傷の湯

5分

仏の湯

5分

外気の中の温泉と、不感湯。長い時間の入浴を楽しみたい方に最適。
鹿の湯の効能を最も感じる事が出来る、究極の温温交代浴。

冷
交代浴
冷
痺れ水

30秒

癒し水

1分

サウナ後に、痺れ水へ入水。30秒ほど体をしめて、隣の癒し水に入る。冷たいはずの水風呂が暖かく感じ、独特の浮遊感と多幸感に包まれる。水風呂を極めし者のみ挑戦可。

交代浴の作法

  • 其の一

    入浴前にコップ一杯程度の水分を補給しておくこと。

  • 其の二

    最初の浴槽へ入る前に、掛け湯をして身体を温度に慣らしながら洗い流すこと。

    「熱の湯」「鹿の蒸」「水風呂」は体に一定の負荷が掛かります。
    無理な入浴はお止めください。

  • 其の三

    ご自身の体調に合わせ、2〜3セットごとに椅子に座り休憩をとること。

  • 其の四

    入浴後もコップ一杯程度の水分を補給すること。

注意事項

  • 食事の直前、直後や飲酒後の入浴は避けること。

  • 運動後の30分程度は入浴を避けること。

  • 過度の疲労時は、無理に入浴を続けないこと。

定山渓が誇る 名湯 ”鹿の湯”

この地には、
野生の鹿が
傷を癒しにつかるほどの名湯がある・・・。
定山渓の開祖・美泉定山にいざなわれ、
この地にたどり着いた初代北海道長官・岩村通俊。
定山から話を聞いた岩村は、
この湧き出る温泉を『鹿の湯』と名付けた。
当館の由来でもあり、今でもこの大浴場の真下から
湧き出るこのお湯は、
定山渓で唯一の固有の名を持つまさに名湯。

  • 豊平川源流の沢水を使用した
    かけ流し水風呂

  • オートロウリュサウナ
    「鹿の蒸」でととのい体験

  • 豊平川を望む露天風呂から、
    うつろう四季を感じる

一度の湯浴みで、肌も心も生まれ変わる

鹿の湯の源泉には、ナトリウムをはじめとするミネラルが豊富に含まれ、体を芯から温め血行促進をもたらします。冷え性や肩こり、疲労回復に対してはとくに評判が高く、寒い季節には体の冷えを改善し、リラックスしたひとときをお約束します。また、塩分を含むため、入浴後は肌に保湿効果があり、しっとりとした感触が長く続くのも特徴です。さらに、温泉に含まれるミネラル成分は新陳代謝を活性化させ、体内の老廃物を排出する手助けをします。

【温泉分析書より】

※温泉分析書は大浴場の脱衣所に掲示しています。
  • ◯源泉名:鹿の湯(鹿の湯 33号泉)

  • ◯泉温:73.5℃ 自然湧出

  • ◯pH値:6.4

  • ◯泉質:ナトリウム - 塩化物温泉(低張性中性高温泉)

温泉分析表