定山渓一とも称される、名湯・鹿の湯。
開湯当時より脈々と湧き出る豊富な温泉を、様々なお風呂でお楽しみください。

お湯のもと
当館の温泉は、定山渓の背後に大きく広がる無意根山系の地下水が、地下2,000メートルほどにあるマグマの熱で加熱され、豊平川の河流に噴出したものです。
定山渓の地下に眠るマグマの量は、日本有数の熱量をもっていることで知られています。
お湯は無色透明で、一般的には「ナトリウムー塩化物泉」と呼ばれています。
温泉は、マグマの高温高圧の中でミネラルが完全に湯の中に溶解し、無色透明になったものです。定山渓の湯は「温泉分析書」にありますように、とてもミネラルが豊富で効能の高い温泉です。
当館の源泉は、鹿の湯館真下から湧き出る、名湯・鹿の湯(鹿の湯33号泉)など合計3本の源泉をブレンドし、肌に優しい柔らかいお湯が特徴です。

温泉のおはなし
当館の温泉は、定期清掃時、浴槽のお湯を全面的に入れ替える際、湯温を下げる目的で少量の水を注入しておりますが、それ以外は源泉を常時「掛け流し」状態にしております。
また、多くのお客様が入られると、どうしても若干のゴミが浴槽内に発生するため、それをろ過する目的でお湯を循環しており、浴槽内の差し湯は、常に「源泉」を注入しております。これはあくまで湯のゴミを濾過するもので、常に源泉を注入することにより、泉質は維持されていると考えられます。
また、近年問題となっておりますレジオネラ菌等に対して、浴槽内やろ過装置を常に殺菌し、また年4回自主的に衛生検査を実施しております。どうぞミネラル豊富な温泉でおくつろぎくださいませ。
効能

適応症(浴用) | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病。 |
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泉質 | ナトリウムー塩化物泉 |
泉温 | 69.7℃ |
pH値 | 6.9 |
